歯の周りの掃除は、歯周炎に対してですが、
歯の中の掃除は根管治療といいます。
虫歯が進行して、歯の中の神経の部屋まで行くと、多くは歯の中を掃除して、
なんとかいもう一度使えるように対応していきます。
歯の中の神経が残っていれば、
もちろん痛くないように麻酔をしてすすめます。
この歯の掃除のときに活躍する器具が針みたいに細く、
ドリルみたいにねじ山が付いているファイル・リーマーと言うものです。
この器具で掃除をすると細菌の減少が見られ、
より歯が長持ちできる状態になることを
’00年J Endod からShuping先生たちは報告しています。
もちろん、ファイル・リーマーによる物理的に細菌を減少させるだけでなく、
化学的に薬を使用し細菌の減少を図るあわせ業が必要なのです。
川崎 インプラント 日本歯周病学会指導医 志田哲也