奥歯は、大きな歯が通常2本あります。
もちろん親知らずを入れると3本です。(大臼歯3本です)
奥歯を失うと、保険の範囲ですと入れ歯になります。
入れ歯は、ご自分の歯に比べると違和感・異物感が多くで安いのです。
また、食べる能力(機能)的にも自分の歯に比べると
1/5、1/10程度の働きしかないと思われます。
もし大臼歯を失った場合、やはりインプラントで咬み合わせを支えることにより
バランスのとれた咬み合わせを作ることが、
大臼歯以外の歯を失う確立を下げると思われます。
また、前歯と奥歯の働きが違うのです。
歯は、横動きの力に弱く、前歯は大臼歯・小臼歯の横動きの力を逃がし、
大臼歯・小臼歯は、咬み合わせを支える役目をします。
もし奥歯を失った時に入れ歯治療すると、前歯がかみ合わせの支えの働きと、
横動きの力を逃がす働きの2つを同時にするので、入れ歯での対応は
今度は前歯を失う確立を増やしてしまうのです。
奥歯を失はないためにも、定期健診をお勧めします。
川崎 インプラント 日本歯周病学会指導医 志田哲也