2001年Ann Periodontolより、Grossi先生たちは
糖尿病に関して報告しています。
HbA1cの数値が高いほど歯周炎の確率が高まると。
HbA1cが、7.0以上の時数値が「1.0」上がると,2倍の確立で
歯周炎が悪化傾向にあると示しています。
なぜ、糖尿病がいけないのか、
①血流の減少、
②細胞の回復の減少、
③細菌の進入を食い止めることができにくくなる、
④タンパク質が糖化されて、逆に血管を傷つけやすくなる、
などがあります。
これらにより、歯周炎の進行の確立が、高まる訳です。
歯周炎の治療にあたっては、口腔内のみならず
全身的な要素の改善も必要なこともあります。
内科的な、検診も是非お受けになってみてください。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也