日本歯周病学会では、次のことを掲載しています。
休止期と活動期に関してです。
『一般に歯周炎は慢性疾患といわれていますが、歯周組織の破壊は
常に一定の速度で進むのではなく、活動期に急速に進行する。
活動期か休止期かを1回の検査で診断する方法はまだ確立されておらず、
通常、アタッチメントロスや歯槽骨吸収が短期間で急速に
進行した場合を活動期、その部位を活動部位とよんでいる。』とです。
すなわち、歯周炎に罹患していると、普段は痛くなくすごしていても
急速に痛みが出たり・腫れたり・噛むと痛かったりと
急激な症状が出る可能性があるということなのです。
痛みが取れたから完治したわけではなく、
あくまで一時的に症状が緩和されただけなのです。
定期健診や徹底した治療が、必要なことが多いのです。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也