J Periodontolの2000年の論文(データ)で著者のTomar・Samira先生たちは、
喫煙者と非喫煙者の歯周炎への罹患状態の報告をしています。
それによると非喫煙者:喫煙者=1:4の歯周炎の罹患状態を示しています。
タバコが、いかに歯周炎を引き起こす補助的因子なのかを示したものです。
タバコを吸う人たち同士でのデータも示されていました。
1日10本吸わないグループと30本以上数グループ間での比較は、
30本以上吸うグループの方が、歯周炎の罹患率は倍になる
ことも示しています。
いづれにしろ喫煙は、歯周炎にたいして悪化傾向をもたらす因子のようです。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也