根分岐部病変の治療法の1つに、
組織再生誘導法(GTR=Guided tissue regeneration)があります。
1980年Nymann先生やKarring先生らにより動物実験が行われ、
1990年になり世界的に臨床応用されるようになりました。
もちろん、全ての症例で応用されることはできませんが、
ある条件さえそろえば適応されることになります。
この再生療法は、歯根膜を回復させ歯周炎の進行を止めて、
歯を保存させる治療になります。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也