歯の周りの掃除は、通常3段階で進めます。
炎症により、歯から歯茎の剥がれた状態を歯周ポケットといいます。
この歯周ポケットの深さにより、2段階で終わりにするのか・3段階まで行くのか?
1つの基準としてみていきます。
ただし、3段階目は、歯周外科治療になるのです。
決して、怖い治療ではないのですが、一時的に腫れたり・痛みが出たりする確率が、
2段階目の治療より高まってしまいます。
外科治療に2000年以降併用された来た材料にEMD(エムドゲン)があります。
これは、より歯周ポケットの改善に効果が有るというデータもある材料です。
この材料は、外科治療に用いていましたが、2段階目の非外科治療に用い、
効果があると報告した先生方がいます。
2009年JPより、Melloning先生やCochran先生は、非外科治療にEMDを併用して、
歯周組織の改善に効果があると報告しています。
多くの先生が、いろいろな研究をして、歯周炎の改善をしてるのです。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也