選択肢

歯のないところへの歯の入れ方は、1.ブリッジ 2.入れ歯 3.歯牙移植 4.インプラントの4種類が考えられます。

1.ブリッジ: 固定式でとりはず必要がないため、違和感が少ない。ただし、歯を削らなくてはならない。

2.入れば: 歯を大きく削らなくてすむ。ただし、取り外しのため、違和感が多少なりいとも出ることが多い。

3.歯牙移植: 単独で治療するためブリッジ・入れ歯の欠点を克服できる。ただし、成功率が高くないのとなんと            いっても、適応症に限りがある。すなわち、移植できる歯の存在する可能性に限りがある。

4.インプラント:ブリッジ・入れ歯・歯牙移植 の欠点を克服している。ただし、保険外の方法になる。

それぞれの利点欠点を天秤にかけ、歯の入れ方をご検討されると思います。

 実は、インプラントの成功率を示した論文(データ)は数多く出ておりますが、2000年にJ PeriodontolからLindhe・Wennstrom先生たちは、8~12年の成功率を示したのですが、なんと96%と示しています。
インプラントのかなり大きな利点といえましょう。そして、ブリッジに関してはこの数値より下がってしまうことも解っています。

歯周病専門医・指導医 志田哲也|川崎区川崎大師

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