日本で販売されているインプラントの数は、おそらく50種類近くあると思われます。チタンでできたものやサファイヤ・カルシウムを主成分としたものまであります。ではどのようなインプラントを選んでいくのでしょうか?
僕の選択基準は、
①チタン製品のものでさらにチタン100%近いもの。これは、生体親和性が良いのとインプラント自体の強度 が保てる理由からです。
②成功率・生存率が高いデータを持っていること。もちろん、長持ちしたほうが良いのです。
③インプラント埋入後、インプラントの周りの骨が解ける場合があるのです。しかし、その骨の解ける量が最小限にとどまるという工夫がなされたもの。これにより、インプラントの適応範囲が広げられるのです。
④それと使い慣れているもの。
志田歯科医院では、ASTRAを使用しています。ASTRAは、世界的にもメジャーなインプラントです。ASTRAの良い特徴を取り入れようと、多くのインプラント会社がASTRAのまねをし始めているくらい良い製品なのです。ただ決して僕は、ASTRAの社員でも何でもありません。
インプラントを行うにあたり、どのようなインプラントを使用しているかをお聞きになって治療を行うことも大切だと考えます。これにより、その後のメインテナンスに関与する場合があります。たとえば引越しされてインプラントに問題がおきた時、インプラントの種類がわかれば問題を解決できる場合もあるのです。
インプラント治療をするにあたり、どのようなインプラントを使用しているのか、また使用する予定なのかお聞きになってみてください。
川崎市川崎区 志田会 志田歯科医院 志田哲也