H20.8.6静岡県の伊東にて第7回出口カンファレンスが行われたことは、先日記載しました。全部で5つのテーマが演題にあがりました。今日は2つ目のテーマで「低出力パルス超音波の歯周病患者における、臨床症状改善効果の検討」と題してのものです。
このテーマを出したのは、僕より1級後輩で開業しながら神奈川歯科大学の歯周病教室の大学院通っている先生です。
LIPUS(Low Intensity Pulsed Ultra Sound):低出力パルス発振式超音波を使用して、骨・軟骨の修復に関しての報告でした。
低出力パルス発振式超音波(LIPUS)を非外科処置での歯周組織の再生効果はあるのかの検討ということです。
炎症により歯周組織が破壊され、支えてる骨の喪失が起こります。外科治療をして骨の再生をしようという試みが1980年初頭より行われてきました。
しかし、何とか外科治療をしないで骨の再生が起きないものかと、試みた方法の1つがこの低出力パルス発振式超音波(LIPUS)を使用してのものでした。つまり、低出力の超音波を使用し外科的治療をしないで骨の再生できないかとの試みです。
医科での報告は、多くされているのですが、歯科ではまだ実験段階であまりデータ報告されていません。
今回の結果、良好な成績をもたらしてはいましたが、更なる検討と考察を必要だと思われました。
ただ、未知のものに進んで研究するアイデアと姿勢は、素晴らしいものがあると感じました。
川崎 志田会 志田歯科医院 志田哲也