日本歯周病学会では、歯周病のガイドラインの中で、
部位特異性について記載しています。
その部位特異性ですが、
『感染している歯周病原細菌の質(種類)や量
および局所性修飾因子などの差異によって、同一患者の口腔内においても、
部位によって歯周炎の進行度に大きな差異がにられる。』と記載されております。
すなわち、1人の患者さんでも、残ってる歯全てが歯周炎で悪いというのではなく、
部分部分によって、骨の解ける量や歯肉の炎症状態に違いがあるということです。
歯周炎の治療しても、時としてどうしても1ヶ所いつもそこだけ腫れたり、
痛みが残ったりすることもあるのです。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也