昨日の志田歯科医院の勉強会では、歯周炎の診断に関しての内容でした。
1999年AAP(アメリカ歯周病学会)の分類を参考に会は進行しました。
中でも重篤なものに
『侵襲性歯周炎=Aggressive periodontitis』が挙げられます。
1989年のAAPには、年齢によって分類がなされていたのですが、
99年は年齢による分類分けは撤廃されました。
89年は、20歳はこの診断、40歳はこの診断という具合に、
分類されていたということです。
99年は、症状・病状により分類しています。
すなわち、侵襲性歯周炎=Aggressive periodontitisの特徴を
AAPでは、次のように挙げています。
①深いポケットが存在し
②ただし、全身的に健康で
③家族内の集積があると(たとえば親兄弟に歯周炎で悩んでいる方がいたとか)
この診断だと、完治するのはなかなか困難(さらに今後悪化する可能性が高い)
だともAAPでは、報告しています。
志田歯科医院の歯科医師のMemberみんな頑張って勉強していました。
歯周炎のぜひ早めの検診をお勧めします。
川崎 インプラント 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也