年齢別によりインプラントの成功率の違いについて、調べたデータがあります。
1998年Bryant と Zarb先生らは、JOMIより
高年齢の方々のインプラント生存率に関して調べました。
65歳以上の方々の平均6年経過観察期間で
96%の生存率あるという報告をしております。
これは、インプラントの年齢別とは関係なく、
97%前後ですのでほぼ平均値になります。
したがって、高齢者の方々でもインプラント治療は、
充分にお受けになるチャンスはあるのです。
ただし高齢者では、全身疾患を中心とする基礎疾患をお持ちの場合がありますので
この点に関して充分な考慮が必要になるのです。
インプラント 川崎 日本歯周病学会研修施設・指導医/専門医 志田哲也